不動産売却の費用と土地の価格推移を解説

不動産売却に必要な諸費用と地価推移を解説

守口市にある不動産(戸建て・土地など)を売却しようとお考えの方はいらっしゃいますか?


不動産売却は、人生でそう何度も経験することではありません。「本当に売却できるのか」「何から始めればいいのか」など、不安や疑問に思うこともあるでしょう。特に気になるのは、売却にかかる費用です。不動産売却では様々な費用が発生するため、事前に必要な費用について把握しておきましょう。今回は、不動産売却にかかる費用と地価推移、守口市の不動産売却動向についてご紹介します。守口市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

不動産に必要な費用を解説!

不動産売却の手続きは、代金をもらって物件を引き渡すだけではありません。不動産会社に売りたい物件の売買手続きを依頼し、買い手が付いたら売買契約、そして引き渡しとなるのが一般的な流れです。この間、売買金額以外にも様々な費用が発生します。こちらでは、不動産売却にかかる費用にはどのようなものがあるのか、また守口市における不動産価格相場についてご紹介します。

売却に必要なお金とは?

不動産売却に必要なお金について解説

不動産売却には様々な費用がかかります。売却金額からこれら費用を引いたものが、売主の手元に残る金額です。一般的に不動産売却にかかる費用には、以下のようなものがあります。

◇仲介手数料

仲介手数料とは、売買契約が成立した後に払う成功報酬です。仲介手数料の上限金額は、取引価格が400万円を超える場合「売買金額×3%+6万円(税抜)」と決められています。支払うタイミングは契約時に50%、引き渡し時に50%が一般的です。不動産会社によって条件は異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

◇印紙税

不動産売買契約書を締結する際には、契約書に収入印紙を貼り、割印することで納税する義務があります。この収入印紙購入代金が印紙税であり、金額は売買価格によって異なります。例えば、売買金額が1,000万超5,000万円以下の場合は10,000円、5,000万円超1億円以下の場合は30,000円が必要です(2022年3月31日までに作成する場合)。

◇登記費用

売却不動産に抵当権が設定されている場合、抵当権抹消のための登録免許税と司法書士報酬がかかります。登録免許税は不動産1件につき1,000円です。例えば一戸建て住宅を売却する場合、土地1筆と建物1棟で合計2,000円の登録免許税がかかります。

 

登記手続きは司法書士に依頼することが一般的です。司法書士報酬の相場は1~2万円程度となっています。そのため、登記費用は2~3万円を目安としておくとよいでしょう。

 

上記以外にも、新居への引っ越し費用や住宅ローン返済にかかる事務手数料、売却利益が出た場合は譲渡所得税などが発生します。また、売買代金やそれぞれの条件によって費用は異なりますので、不動産会社に相談し納得したうえで売却することが大切です。

価格の相場はどのくらい?

不動産価格の相場データ

続いて、守口市における不動産の価格相場(2021年8月時点)をご紹介いたします。守口市で不動産売却を検討している方は、ぜひご覧ください。

◇守口市における不動産の平均売却価格(直近半期)

直近半期の平均売却価格は、マンションの場合は2,120万円(平均専有面積65㎡、平均築年数26年)、一戸建ての場合は3,862万円(平均専有面積209㎡、平均築年数25年)でした。

京阪本通エリアのマンションの平均売却価格は、以下のとおりです。

◇間取り別売却価格

守口駅から徒歩圏内の京阪本通エリアにおける、過去5年間のマンションの間取り別の平均売却価格は、1Rや1Kの場合は1,140万円、2LDKの場合は1,580万円、最も取引件数の多かった3LDKの場合は1,990万円でした。

◇築年数別㎡単価

マンションの築年数別売却価格(㎡単価)は、築11~15年の場合は40,5万円/㎡、築21~25年の場合は31,6万円/㎡、最も取引件数の多かった築36~40年の場合は23万円/㎡でした。

◇南寺方東通エリアの土地の平均売却価格

守口市南部の南寺方東通の土地の平均売却価格は、15,2万円/㎡でした。なお平均専有面積は485㎡、平均駅距離は19,3分です。

 

ご紹介したようにマンション、戸建て、土地など不動産の種類による違いはもちろんのこと、不動産価格は立地や築年数など条件によって大幅に変わります。守口市の不動産も他市と同様に、駅に近いなど利便性がよい場所の物件や、築年数が浅い物件の売却金額は比較的高い傾向です。

 

また、守口市は商工業地域と住宅地域が混在しているため、同じ守口市の中でもエリアによってその特徴は異なります。不動産の価格について、エリアごとの差が大きい点に注意が必要です。

土地売却について

土地やマンションなどの不動産売却を検討している場合には、価格の推移や動向を知っておきましょう。こちらでは、守口市の公示価格・基準価格と実際の取引価格はどれくらいなのか、守口市の不動産を取り巻く環境や動向・対応策についてご紹介いたします。

 

売却手続きをする前にこれらをチェックしておくことで、より納得のいく不動産売却に近づける可能性があります。土地などの不動産売却のご相談は、ぜひロイヤルホーム株式会社までお問い合わせください。

地価推移とは?

地価推移とは?

土地の売却を検討している場合には、公的機関が発表している公示価格や基準価格が参考になります。守口市の土地売却を検討しているのであれば、地価推移を知っておくとよいでしょう。

◇守口市の地価

国土交通省発表の守口市の公示価格は、2021年1月1日時点で16万6,296円/㎡です。前年より0,44%の下落となりました。都道府県発表の基準価格では、2020年7月1日時点で19万8,625円/㎡。こちらも前年比0,64%の下落です。なお、宅地の平均は16万944円/㎡となっています。


守口市内でもエリアごとに価格は大きく異なります。守口市内最高地価は寺内町の32万円/㎡、最低地価は金田町の11万5,000円/㎡でした。

◇鉄道沿線地域との比較

守口市は交通の便がよく、大阪市中心部まで約15分、空港まで約35分と、各都市を結ぶ交通の要衝です。市内には大阪市営地下鉄谷町線、京阪本線、大阪高速鉄道大坂モノレール線が走っています。なお、守口市内での比較では、駅に近いエリアほど地価が高くなる傾向にあります。市外の地域との比較では、同じ路線が走る他の地域に比べ守口市の沿線における平均地価は下回っています。

◇実際の取引価格

公示価格や基準価格は、その土地が更地であっても住宅が建っていても、土地のみの価格を算出しているものです。そのため、実際の売買価格とはかなり異なる場合があります。売買価格のイメージは、実際の取引金額を参考にした方がより近いものになるでしょう。


国土交通省発表の実際の取引価格(土地のみ)は、2020年(第1~3四半期)では13万6,971円/㎡でした。公示価格として発表している地価よりも低いことがわかります。

◇地価推移の傾向

守口市で公示・基準地価の平均額が最高額となったのは、1983年で25万1,000円/㎡でした。2020年時点では17万4,142円となっており、ピーク以降地価は下降を続けています。2000年代以降には大幅な下落はないものの、ゆるやかな下降は継続している状況です。

価格動向について

不動産売却価格動向について解説

不動産売却を考えるなら、現状や動向を知ったうえで検討しましょう。これらを踏まえた対策を講じることで、不動産価格や売れ行きも変わるかもしれません。こちらでは、守口市を取り巻く現状を解説します。

◇相場の推移

前述のとおり、守口市の不動産価格は年々下がっています。相場は大阪府平均と同じ水準で推移しており、2014年以降下落を続けている状態です。守口市だけでなく全国的な景気が下がったことが、不動産価格下落の主な要因だと考えられます。

◇人口減少

守口市の人口は減少傾向にあります。世帯数が減少したことで、新築・中古ともに不動産物件の需要が下がっていることも、相場下落の要因の一つです。今後人口減少が進めば、需要や価格はさらに下がることが予想されます。次に、対策方法を解説していきます。

◇付加価値を付ける

守口市でも少子高齢化が進んでいます。高齢者が多くなれば、福祉・医療サービスの充実が求められるでしょう。近くに介護・医療施設があるという立地面だけでなく、例えば24時間見守りサービスや医療ケアが受けられるサービスなど、付加価値を付けることで不動産への需要が高まることも考えられます。福祉・医療・運輸などの他業種や行政と連携するなど、社会変化によって変わる消費者ニーズに合わせる工夫も必要です。

◇リノベーションを行う

守口市でも築年数の古い物件が増えてきています。古い物件であればなおさら、売却の際には単にきれいに見せるだけではなく、リノベーションをするなどして消費者ニーズに合わせることもよいでしょう。

◇ITを活用する

仲介業者である不動産会社では、不動産情報を公開するデータ解析、無店舗運営による手数料引き下げ、チャットボット対応など、ITによる業務効率化を進めています。時代に合わせた対応ができる不動産会社を仲介役に選ぶことも、売却の近道になるかもしれません。

守口市にある建物や土地の売却はロイヤルホーム株式会社にお任せ!

土地や建物といった不動産の売却には、仲介手数料や印紙税など各種費用がかかります。物件価格や売買の条件によってかかる費用は異なりますので、不動産売却を考えている場合は、必ず事前に費用を確認しておきましょう。

 

また、土地やマンションなどの不動産を売却する前には、価格の推移や動向を知っておくことも大切です。守口市の不動産は年々下がっていますが、リノベーションを行うなどの対策を行うことで満足のいく取引を行うことは十分可能なため、まずは信頼できる不動産会社へ相談しましょう。

 

守口市で不動産売却をお考えなら、ぜひロイヤルホーム株式会社にご相談ください。女性ならではの目線で、不動産売却のサポートを行います。仲介はもちろん、買取による不動産売却にも対応しており、お客様にご満足いただける不動産売却をサポートいたします。


個人・法人問わず、不動産売買の相談を受け付けていますので、守口市で土地や建物の売却をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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